HySPPED工法
お久しぶりです。脇川です。
北島町建売新築工事の為、地盤調査を行った結果、
基礎工事前に地盤改良工事を行うことになりました。
どこのメーカーに行っても同じことを言われると思いますが、自分の家を建てる土地が改良する必要があるかどうかは地盤調査してみないとわからないです。
どんな家をどう建てるのか、間取りや配置が地盤調査に必要で、地盤調査には当然費用がかかります。
土地を買って家を建てるタイミングになって初めて、土地の調査を行って地盤改良が必要かどうかを調べます。
こればかりは運ですね・・・
さて、地盤改良っていったい何種類の工法があるのって思いますよね。私も思います。
地盤改良自体、私もあまり経験がなく調べて見ました。
地盤改良工法の種類は、セメントで軟弱地盤を固める「表層改良工法」、セメントの杭を埋め込む「柱状改良工法」、金属の鋼管杭を埋める「鋼管杭工法」、そして「柱状砕石パイル工法」の4つです。
違いについては長くなるのでまたいつか・・・
さて本題なのですが、今回の改良に採用した、HySPPED 柱状砕石パイル工法 について説明します。
ハイスピード工法は、天然の砕石を柱状に詰め込むことで、地盤そのものを強くする技術で、砕石はその隙間に水が通りやすいため、地震の揺れにより上昇した水は、砕石パイルを通じて外部に排出して、液状化の影響を抑制すると ハイスピード工法」のWEBに書かれています。
施工方法は、約直径35㎝の穴を掘り、砕石を転圧しながら入れていく工法です。
穴を掘り、砕石を転圧しながら入れていくというシンプルな工法。
施工設備も一番上の写真を見て頂くと分かりますが、ドリルのような専用オーガー (スクリューを回転させて地中にねじ込んで穴を掘っていく機)を取り付けた重機とトラック、砕石をオーガを取り付けた重機に砕石を入れる重機の三つだけで作業員も二人です。
上の写真は、約直径35㎝の穴を掘っている様子です。今回の改良深さは3.5mでした。
掘削して出てきた土です。触ってみましたが、地盤調査通りの粘土質の土でした。 やはり地盤調査は大事ですね。
掘削が終わると砕石注入作業になります。 写真は砕石注入の様子です。
この作業を今回は34ヶ所、施工しました。
自然砕石を使用しているので、土壌汚染や環境破壊への悪影響も起きなくて、家の建て替えをする時も同程度の家ならば繰り返し使えます。
次世代に土地を譲るときも安心な工法です。
初めて見る作業でした。いい勉強になりました。
来週には基礎工事が始まります。随時、ブログ、インスタ等で施工状況はUPしていきます。
長々と書きましたが、最後に宣伝だけさせてください。
今週末、石井町で完成見学会を開催します。
詳しくは、未来インスタへGO!!https://www.instagram.com/mirai.aizumi_mirai/?hl=ja